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越後もちぶたとは

越後もちぶたとは

きめ細やかな脂とさっぱりとしてうまみのある肉である「越後もちぶた」「和豚もちぶた」(以下もちぶた)は、子育ての上手なランドレース種と子豚を沢山産むラージホワイト種を掛け合わせた母親と肉質に優れたデュロック種の父親の間に生まれます。

これらは俗に言えば、もちぶたのおじいちゃんがランドレース(またはラージホワイト)。おばあちゃんがラージホワイト(またはランドレース)。
そしてその掛け合わせで生まれた子供がF1(GPクイーン)で、もちぶたのお母さんとなります。
そのお母さんとお父さんのデュロックを掛け合わせて、もちぶたが生まれるのです。

これらもちぶたの元になる原種豚・種豚は、グローバルピッグファームで独自の生産・育種管理がされており、もちぶたの継続的な品質向上と安定は、このグローバルピッグファームの育種がなくては成り立ちませんし、この種豚を使うことがもちぶた生産の前提条件となります。

もちぶた生産農場は日本全国で約80農場あり、わが社ももちぶた生産農場の一つです。
各地で生産されるもちぶたは「和豚もちぶた」とされ、新潟で生産され流通するものを「越後もちぶた」とされています。

そして、重要なのが、生まれたもちぶたが全てもちぶたになるのではなく、お肉になる際に、「もちぶた規格」と言う格付けをされることです。

規格に沿った優れたものだけが「越後もち豚」「和豚もち豚」として流通され、安定的な品質と美味しさを保っているのです。

先人の努力と生産農場の切磋琢磨により、日本人の味覚に合った美味しい「越後もち豚」「和豚もち豚」は作り出されているのです。

授乳中の子豚
子豚

飼育環境について

飼育環境について
飼育環境について

もちぶたの生産において、重要なのが飼料です。

豚肉の美味しさを左右する脂身の質を決めるのは、飼料に含まれるビタミンやミネラルなどの微量要素です。

これらの微量要素は一般的に高価ですが、もちぶた生産農場では、もちぶたの品質を落とさない為に、これらを十分に入れた栄養設計がされた原料価格に左右されない高品質の飼料が使われています。

そして、飼料のベースとなるのがトウモロコシと大豆ミールです。

これらをもちぶたの成長の発育段階に応じた適切な配合で与えることで、もちぶたのきめ細かな脂とうまみのある肉ができるのです。

また、もちぶたが美味しくなるためには健康に育つことが必須条件であります。

もちぶた生産農場では、定期的に獣医師から指導を受け、農場の適切な衛生管理を行っています。

これらは、全もちぶた生産農場のグループデータに基づいて行われており、もちぶたの品質安定になくてはならないものです。

そして何より、飼育をしている私達生産農場のスタッフが、愛情を込めて育てていることが、もちぶたを美味しくさせているのです。

堆肥を循環型農業へ

堆肥を循環型農業へ

和豚もちぶたの良質な「堆肥」は、グループ会社「よつばフード株式会社」へ提供し、良質な有機質肥料に使われ、田んぼや畑に施肥してコシヒカリや新鮮な野菜栽培に利用されています。当社は、消費者にとって安心・安全で、地球にも優しい循環型農業にも取り組んでいます。

当社は、消費者にとって安心・安全で、地球にも優しい循環型農業にも取り組んでいます。